Last Updated on 2023-03-21 by Reik-chan
以前に書いた薬についての記事、年間を通じてたくさんの人に読んでもらっています。ありがとうございます!今更ですが、子供の薬については書いていなかったなと気づいて我が家で子供達が使っている薬を紹介しますᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ
スペイン語がある程度できるレベルの方ならば薬局に行って薬のコーナーにいるスタッフに直接、例えば「子供(何歳)の咳薬ください」と伝えれば説明しながらいくつか候補を出してくれるのですが、スペイン語が得意ではない方は難しいですよね。私も昔はそうでした、、、(υ´•̥ ﻌ •̥`υ) おまちの薬局なら多少英語が通じるかもですが、基本的に通じないと考えておいた方がいいと思います。なので、翻訳アプリを使って伝えるのもありだと思います。私が普段使っているGoogle翻訳は昔に比べて翻訳精度が格段に上がっているのでおすすめです。特に英語→スペイン語はフレンドリーな言い方(語尾にsがつくなど)を除けばほとんど間違いなく翻訳できます。日本語→スペイン語も格段に違和感が少なくなっていると思います。
ご紹介する薬が皆さんのお子さんに合うか、または症状に効くとは言いませんが、どんな薬・ブランドがあるかだけでも知っておくといざという時に焦りが半減するかなと思います。
まずは2歳以上の子供用、そして赤ちゃんについて書きます。
1.風邪薬
子供が学校や園に通っているとびっくりするくらい風邪をもらってきますよねΣ(ʘωʘノ)ノ 私は4ヶ月咳が治らず、冬休みにやっと治りましたが、年が明けて長女が園に通うになったらまた、、、一生治る気がしません(次女の授乳がいまだに続いていて薬が飲めません、、、辛い)
愚痴はここまでにして、我が家はTylenol infantil/pediátricaとTempra infantil/pediátricaのどちらかを主に使っています。予防接種をすると熱が出る可能性があるから、と先生からこのどちらかをもらう事が多いので、それを使っています。基本的に熱、痛み全般に効果があるものです。熱がある時だけではなく歯痛、怪我の痛みにも処方されることがあります。
調べたら、TylenolとTempraの成分に違いはなく、年齢によって飲む量、時間はほとんど同じでした。Tylenolは11歳まで、Tempraは12歳まで使用可能で、どちらも赤ちゃん用と子供用があります。
どちらもparacetamol(アセトアミノフェン)という解熱と鎮痛に作用する成分が入っています。唯一の違いは『味』でした。赤ちゃん用はTylenolはいちごとぶどうの2種、Tempraはチェリーとベリーのミックス味でした。2歳以上用の方はTylenolはいちご味、Tempraはチェリー味でした。まあそれほど重要なことではないですよね。薬が嫌な子供にとってはどうでもいい違いでしょうね( ˘ω˘ ; )
Tempraは既に書いたように年齢によって物が違うので使う時はしっかりチェックしてくださいね。箱なしで保管しているとデザインが似ているので注意です。上のTempraの写真、左が0歳から3歳までの赤ちゃん用(Pediátrica gotas)です。こちらはピペット(注射器の針がないバージョンの物)で液を吸い取りながら測れるようになっています。右が2歳から11歳までの物(Jarabe Infantil)です。こちらはキャップに軽量カップが付いていてそのカップで測ってそのまま飲めるようになっています。また。4歳から6歳までの噛むタブレットバージョンもあります。大体100ペソ前後です。
Tylenolも年齢によって同じように違うので注意です。0歳から2歳(Pediátrica)、2歳から12歳(Infantil)で変わります。Pediátricaの方はものすごく少量(15ml)で1、2度の発熱で使い切ってしまうくらいです。それほど熱が出ないお子さんの場合はこちらをいざという時用に買っておいていいかもしれません。大きいのを買っておいて使い切らずに使用期限が切れてしまうのはもったいないですからね。
大人用は妊娠中の風邪薬として私の産婦人科の先生に飲めるよ、と言われたので妊娠さんのいる家庭ではいざという時のために買っておいてもいいと思います。↓
2.熱以外の風邪薬
我が家では一番使用頻度が高い風邪薬。Allegra pediátricoは鼻水などの熱以外の症状の時に使っています。鼻水、くしゃみ、喉の痛み、涙目、アレルギー性鼻炎など。元は次女の頬がずっと荒れていて先生がアレルギーからくるかもしれないと試しにこれを使ってみて良くならなかったら違う薬を使おうという経緯で買いました。娘たちはもうずっと鼻水の症状が良くなったりまた出たりを繰り返しているのでなかなか手放せない薬です。
年齢によって効く症状が違うというのが本当かなと思っていますが、2ー11歳までは上に書いた通り鼻水、くしゃみ、喉の痛み、涙目、アレルギー性鼻炎など。6ヶ月ー11歳までは蕁麻疹や痒みなどの症状緩和に効果があると書いてます。
ただ、これ高いんですよね。。。お店によって値段が違う時がありますが、私が薬局で買った時は550ペソしました(処方箋薬ではない限り大体箱の内側に値段が書いてあります)。今は物価が上がっているので、もう少しするかもしれません。アマゾンだともう少し安いとおもますが、子供用の風邪薬は売り切れている事が多いので薬局で買うのが早い場合もあります。どなたかのインスタで見たのですが、これのジェネリックがあるようなので、薬局の店員さんに聞いてみるといいと思います。
そして飲み薬ではないVICKSの「ヴェポラップ」メキシコでも売ってます。
3.鼻詰まり
長女は旦那から引き継いだのか、赤ちゃんの頃から鼻詰まりが酷くて寝ている時に鼻呼吸ができなくて苦しくて起きる、ということが何回もありました。ドクターに相談したところ、初めはハッカのスプレーを枕の周りにかける方法を提案されました。次にSTÉRIMAR(塩水のスプレー)を使って鼻詰まりを綺麗にする方法、最終はステリマールでもダメなときはilidian(鼻腔を開く薬)を1日1回という方法でなんとかなりました。
水っぽい鼻水の時は、長女や次女が生まれて退院する時にいつももらうこの茶色の丸いスポイトのような物で鼻水を吸い取ったり、ステリマールをした後にもこのスポイトが便利でした。薬局でも売っています。でも子供たち本当に嫌がるのでなかなかスムーズにはいきません、、、鼻水さえ吸い取ってしまえば楽なのに( ˙▿˙ ; )
4.咳止め
今我が家にあるのは「Histiacil FAM」 Solución Pediátricaです。大人用もあって旦那が使っていますが、ものすごーくまずいそうです。2歳からの使用なので長女専用ですが、ぶどう味と書いてあるけれどやっぱりすごーくまずいようで飲ませる時にものすごく暴れます。。。無くなったらこれではない他の薬を試してみようと思っています(ˉ ˘ ˉ; )
我が家で使って効果的面だったのがシロップタイプのですが、実はアメリカで買ってきてくれた薬なので、最初には書きませんでした。Robitussinの朝と夜で使い分けをするタイプです。朝用は4歳から使えますが、夜用は6歳からになっていて、眠くなる成分入りです。
私は試したことはないですが、メキシコでもVICKSから似たようなものが出ているのでそちらの効きはどうでしょうか?使った事がある方がいたら教えてください( ◜ᴗ◝)
あと、お湯に溶かして飲むタイプの物があります。まだ使ったことはないのですが、ずっと気になってます。見たことがあるのはほとんどミントが入っていてスッとするもののようです。これは調べてないので子供に飲ませられるかは分かりませんが、もし機会があったらまたこちらに追記で書きたいと思います。
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赤ちゃん用薬
赤ちゃんと幼児用の薬の違いは成分の内容量を除くとピペット(pipeta)か計量カップかということです。
注意ですが、赤ちゃん用の薬は薬局では処方箋なしでは購入できません。私自身知らなかったのですが、ある日次女用の鼻水と咳の薬を薬局に買いに行って聞いたのですが赤ちゃん用は売れないと言われました。メキシコでは1歳になるまでは毎月検診があるので、その時に気になる症状の処方箋を出してもっていましたが、1歳過ぎてからは予防接種で1歳半とか半年間隔になるので、その間に風邪などを引いた場合はドクターのアポイントメントをとってまずは診てもらってから処方箋を出してもらって薬を買うという手順になります。
なので、赤ちゃん用はこういう薬があるよ、というただの紹介になります、、、すみません(ˉ ˘ ˉ; )
(上で紹介したTylenol pediátricaとTempra pediátrica、Allegra pediátricoは処方箋なしでも確か買えたと思います。もし買えなかったらアマゾンで売っているのでそちらで買ってみてください。)
まずはこの3つ。上から時計回りにLibertrim Pediátrico, Espavén Pediátrico, BioGaia ProTectisです。
どれもお腹の調子が悪い時のものになります。次女は生まれて1日経ってもおっぱいもミルクも吐き出してしまって寝てばかりだったので検査をしたらお腹に空気が溜まっていました。絶食をしてお腹にチューブを入れてその空気を完全に抜いてから少しず母乳や粉ミルクに慣らしていくために5日NICUにいました。その退院時に処方された薬が大量になりまして。。。退院して1週間はそれぞれあげる間隔がバラバラな薬の時間管理が本当に大変でした、、、
どれもまだ使用期限があるのですが、特にLibertrim PediátricoとBioGaia ProTectisは今でも使っています。正直、赤ちゃんの腹痛は良く分からないので、腹痛の薬はほとんど出番がありません。
Motiliumは吐き気止めです。これも今では全く出番がありませんが、多分これのおかげで次女は全くと言っていいほど吐き戻しがありませんでした。ゲップでほんの少し出るくらいでした。
他にもいくつか処方されたのがあったと思いますが、使用期限がすぎて捨てたと思います、、、
退院後は幸いに次女は風邪を引くくらいで健康に長女にもまれながら強く育っているので、風邪薬と下痢止め以外ほとんど出番はありません。
Pediátrico Motrinは箱に書いてあるのですが、次女の予防接種の時にドクターにもらった熱・痛み・腫れに効く薬です。ドクターが製薬会社から配られたんだと思いますが(病院の待合室で待っていると薬をたくさん持って来ている製薬会社の営業さんを良く見ます)1歳まで2ヶ月ごとに予防接種を受けなくてはいけない上に次女は毎回熱を出していたので、その場でもらえてしかもただなのはありがたいです。インフルの予防接種が始まるとすごい量の熱・痛み止めの箱が診察室に積まれてます
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どうでしたか?娘たちは幸いとっても健康体で、長女が園に通うようになってから二人とも風邪を引くようになったくらいで、泣きすぎて吐く以外では感染症由来の嘔吐はまだありません。なので少し参考にするにはどうかなーと思ったのですが、薬についての記事はたくさん読まれているので今回子供編としてご紹介しました。
今後は追記・または追加することが多くなった場合は新しく記事を書きますね(ง ˙˘˙ )ว
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