Last Updated on 2021-04-19 by Reik-chan
ついに出産の時を迎えますヽ(。・∀・)ノ 出産から病室に戻るまでです。
出産レポ① (病室編)
出産レポ② (分娩室編)
出産レポ④ (退院編)
陣痛室を出て隣ではなく斜めにある分娩室へ運ばれました。陣痛室と分娩室が隣り合ってて部屋から出て廊下の反対側にも同じように陣痛室と分娩室がありました。
中に入ってまずベットを分娩台の真横へ着けられ、自分で横にスライドし、足を支えるものに足を乗せて水か消毒液をおまたに数回ジャバジャバかけられてあとは赤ちゃんが出てくる時を待つだけでした。
陣痛が1分間隔になるのが早くて陣痛の度に息んで10回くらいしてから、頭は出てきてるけど私の息みが足りないらしくてこのままだと赤ちゃんの頭を吸引して引っ張りださなくてはいけないと言われました(頭の形がしばらく変わってしまうそう)
この時にだんだん痛みが出てきて、無痛分娩のはずなのに痛い!旦那にずっと痛いんだけど!と八つ当たりしました。笑 痛み止め入れてとナースに頼んで!とも叫んでたような気がします。でもその時に入れても効くまでに15分くらい掛かるので痛みが出そうになる前に打たないと意味ないんですけどね。笑
*陣痛マックス
もうこの時には痛み止めが効いてなくて、無痛からのいきなり陣痛マックスの時だったから痛みの免疫がなくてめちゃくちゃめちゃくちゃ痛くて。。。( ;´゚∀゚`)っ 鼻からスイカとか富士山と言う例えが身をもって当たってると思いました。笑 痛いけど5回くらい思いっきり踏ん張って、もう声が抑えられないくらいで全身で踏ん張ってやっと生まれましたヾ(o・∀・)人(・∀・o)ノ
最後に赤ちゃんが出てくる瞬間に先生があそこをハサミでチョキンと切ったのが地味に痛かったけれど、陣痛の方がまだ痛くて我慢できました。先生にはなるべく切りたくないけれど、裂けるのはもっと嫌だから(裂けた方が痛くて治りが遅いらしい)ギリギリのところで必要だったら切って!とお願いしてました。
赤ちゃんが出てきて、健康チェックを受け健康だと聞いて、私はそのまま脱力+貧血になってしまいました。カンガルーケアと私の乳首を咥えさせなくちゃいけなかったそうですが、意識はあったけれど体が動かなくてしゃべれなくて顔面蒼白になっていたらしく、点滴を確か追加されたような気がします。代わりに旦那に赤ちゃんを抱っこしてもらいました。10分くらい抱っこしてそのあとナースが赤ちゃんをどこかに連れて行きました。(ケアをするため)
*後処理
そのまま私の後処理がすぐに始まって、あそこの感覚が少し麻痺していたので縫合してないのはわかったけれど何をしてるのかわからないし痛いし、やけに時間かかってるしで私がだんだんイライラしてきて。笑 旦那に何やってるの!?痛いんだけど!とずっと文句言ってました。笑 後でにゴルフボール大のタンポンがストッキングみたいなものに2、3個詰められたものが私のあそこに詰め込めれていて(あそこの感覚がないからしばらくわかりませんでした、笑)そりゃ痛いわ、と納得しました。生々しくてすみません。。。これがメキシコでのリアルな出産現場でした(´・∀・`)
やっと開陰切開の縫合がされて(これも地味に痛かった!)そうしたら、まさかの分娩台に上がった時のように自力でベッドに移動。。。いやあそこ痛いし力残ってないしもうどうでもよくてごろんとベッドに適当に戻りました。ベッドに移ったら、腰の下にペット用オシッコシート見たいなものを敷くから腰をあげてと言われガーン。やっとこさ移動したのに次は腰を浮かせなくちゃいけなくて地味に辛かったです。笑 先に敷いておいてよ、、、ですねよ。
そうして次は多分ERに連れて行かれて、麻酔を使った影響でそこで1時間様子見と休息をとのことでした。旦那が一緒に付いて来てくれて、でもそこには入れないからとバイバイしました。
指先に心拍を計るやつをつけられて、点滴を追加され、私はそのまま寝ました。多分30分くらいで起きました。ベッドが変わるとすぐに起きてしまうタイプです。私の他に10人近く患者さんもいましたが静かで(若干一名いびきかいてた)でゆっくりできました。でも急に1人になって心細かったです。。。
*病室へ、そしてご飯
14時くらいに病室へ運ばれました。病室では旦那、お義母さん、お義姉さんが待っていてくれてすごく安心して少し泣きました。笑 ←すでに涙もろくなってた
みんなはすでに赤ちゃんを見に行ったようで、健康ですが、小さめの2500g台だったので保育器にいたそうです
4月、5月はメキシコで一番暑い時期なのですが、病室にはエアコンが付いているのに温度設定を変えても効いている感じが全くなく、かといって窓を開けるのは新生児がいるので出来なくて。(病院がベルナドキンタナという大きくて交通量が多い所に面しているので排気ガスなどが気になりました。)汗だくで退院まで過ごしました。同じ病院で冬に出産した友達は暖房が効かなくて寒かったそうです。
病室へ到着してしばらくしてナースが来て、私がお腹減っているかどうか、と赤ちゃんを連れてくるかどうか、を聞いてきました。お腹が空いてたのですぐにご飯をお願いして、赤ちゃんも連れてきてもうらうことにしました。産んでから一瞬しか見てなかったので。
病院での初めてのご飯はこちら。メキシコでよくあるチキンスープに、パサパサ鶏肉、塩味のご飯、味付けなしの湯で野菜とりんごジュースに写真には写ってませんがゼリー。
ええ、微妙でした。。。スープの塩味が濃くて他のものに味がなくて結局スープに全てぶち込んだらちょうどいいくらいの塩加減になりました。
毎食、栄養士さんがご飯は2択のどちらがいいのか、食べられないものがあるか聞いてきてました。あと毎食水のペットボトル1本を持ってきてくれました。部屋にもともと2本置いてあったので水には困りませんでした。
夜ご飯はオーツのペラペラパンケーキが3枚だけでした。パサパサで美味しくなかったです。。。私の代わりにパンケーキを選んだ旦那め(。´-_-`。) 案の定寝る前にお腹空いて、でもお菓子とか何もないからお腹が空いたまま夜を明かしましたよ。次の日の朝ごはんは7時で白身のみのハムスクランブルエッグに何も付いていないトースト1枚、オレンジジュースにやはりゼリー。旦那の分はもちろん出ないので、ずっとお腹が空いていて可哀想でした。病院のエントランスの所にスターバックスがあるので、そこで軽食を買えるのですがひっきりなしに人が来て落ち着かなくて夜はいつの間にか営業時間過ぎてて買えなく、次の日の朝もタイミングを逃して買えなくて終始お腹が空いていたそうです。
定期的にナースが抗生物質と痛み止めの錠剤を持ってくるのですが、オレンジ色の抗生物質の大きさが半端なくて親指の爪くらい大きくて飲み込むのに一苦労。痛み止めは点滴でも入っていたのですが、効いている感じはありませんでした。錠剤の方が効いていた思います。夜中寝てる間にナースが来て薬を飲ませられたので、空腹にメキシコの強い薬で案の定胃が猛烈に痛くてナースに胃薬をくれと言ったのですが、授乳があるから耐えるしかないと言われました(・д・` )
*慌ただしさの始まり
赤ちゃんが病室に運ばれて来た時にすでにミルクをあげてくれていて、ミルクの残りも持って来てくれました。液体ミルクで常温であげられるタイプです。ビンに私の部屋番号と日付、ミルクをあげ始めた時間が書かれていました。いまだにこれだけは捨てられずに取ってあります。
私がご飯を食べているとメキシコシティから旦那のおばあちゃんやおじさん、おばさんが来てくれて、おばさんが元ナースだったこともあり、来て早々赤ちゃんにおっぱいあげなきゃというので私は何も分からないからご飯をどけられ言われるがままにお乳を出し赤ちゃんを吸わせたのは良かったのですが、5分くらい吸わせて口を離させたら血を吐き戻したのでみんな大慌て。急いでナースを呼んで見てもらいましたが、赤ちゃんの胃の中からなのか母乳からなのか見ただけでは分からないから胃の洗浄もできるよ、と言うのでお願いしました。結局は私の母乳からのようで、私は痛みを全く感じてなかったのですが血が出ていたようです。でもその後に私の乳首が急激に血が滲んで腫れて痛くて痛くてたまりませんでした。
20時過ぎに女性の母乳専門の先生が来てくれて(旦那の保険にどいういう訳かプランが付いてたそうで来てくれました。)、私の腫れて可哀想な乳首を診てくれたり、母乳の出が良くなるようにするのと乳腺炎防止のための授乳前と後にするおっぱいマッサージを教えてもらい、初乳が出ているかやそのチェックの仕方、乳首を触らないで母乳を搾り出す方法、正しい授乳姿勢、乳首の正しい咥えさせ方、外し方などゼロから全て教えてくれました。その時に初乳は乳首にも良いから拭かないでそのままにしておいた方が乳首の治りも助けるよ、と教えてくれました。初乳の大切さと母乳が出ていなくてもとにかく赤ちゃんに咥えさせておっぱいに刺激を与え続けると自然と出るようになると言うのも教えてくれました。(メキシコの先生たちは結構完母推奨よりな意見の人が多い気がします。必ずみんな母乳はすぐにあげられてタダだって言ってました。)
私の可哀想な乳首はその先生が言うには初乳だけでは治りづらいからクリームが必要だけど時間的にどの薬局もお店も空いてないし、、、ということで病院内で探してもらって買うことに。授乳後にクリームをつけて、授乳前にクリームをつけた乳首を洗わなくていけないという大変面倒で会隠切開をした身には拷問のようなことを言われました。私日本で買ったマデラの洗わなくていいクリーム持ってたんですが、先生も旦那も分からないからと却下されました。。。∑(°口°๑)
退院してから家ではマデラのクリーム使ってましたが。笑 で、そのクリームがなんと請求書に5000ペソと書かれてあったそうで、旦那がびっくり仰天してました。普通に買うと90ペソもしないくらいなんですが、病院ってそういう風にお金を稼ぐそうです。。。それにしてもひっどいぼったくりです。時間外の診療代とか他にも込みなのかもしれません。今となっては分かりませんが。
この母乳の先生が来るなんて知らなかったので、直前に赤ちゃんにミルクをあげてしまっていて先生の前で母乳をあげるところをチェックしてもらえなかったので、次の日の朝にもう一度来てチェックしてくれることになりました。
それから、母乳のために食事指導もありました。母乳の出に良くないのか、どういう為の食事制限だったのかはっきり覚えていませんが、食べれないものがたくさんあってメモしながら聞くと忘れないでいいですよ。私はすぐに忘れました。笑 なぜかブロッコリーはダメと言われたのははっきり今でも覚えています。
*夜中
私がスペイン語があまり話せないから何かあった時に困ると旦那が一緒に泊まることになり、部屋についているソファーで旦那は寝ました。冷房が効かなくて部屋がものすごく暑いから汗っかきの旦那はもちろん大変で、でも翌日用の着替えのTシャツ1枚しかなくて、パジャマ持ってくるの忘れて裸で寝ることもできず、大変そうでした。
夜は赤ちゃん同室かナースに預かってもらうか選べたのですが、もう旦那も私も睡眠時間が2〜3時間だったので疲れと眠気マックスでとにかく休みたい(ひっきりなしに誰かが部屋にやってくるから産後でも一切休めない)一心でナースに赤ちゃんをお願いしました。出産中は汗はあまりかかなかったのですが、部屋が暑すぎでベッドと接してる箇所が汗がすごくて、、、シャワーを浴びたかったのですが、疲れすぎてあと痛くて断念。スーとする汗拭きシートが大活躍でした。
夜10時になってナースが赤ちゃんを連れて行き、その時に着替えの服を2セットとおむつも持っていきました。でも夜中に吐きこぼしで着替えがなくなったからと訪ねてきました。
そんなこんなで、点滴を変えるナース、薬を持ってくるナース、様子を見に来るナースに赤ちゃんの着替えを取りに来るナース。ベッドが変わると熟睡できないタイプなので、誰かが来るたびに毎回起きて結局休めませんでした。入り口横のソファーに寝ている旦那はドアが開くたびに起きてしまったらしく2人で全く休めませんでした。(ブランケットと枕はいくつかある棚の中にありました。)
次の日はもう退院なので本当に休む間も無くてんてこ舞いでした。
次の日から退院まではまた次のポストで書きたいと思います。
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