Last Updated on 2023-01-01 by Reik-chan
海外では慣れない土地でのストレスがたまって色々と体の不調が出ると思いますが、私がメキシコに来て一番ひどかったのは肌荒れでした。日本から持ってきた化粧品ではとても対応できないほど一時は顔中に吹き出物ができては消え、また新しくできるという感じで無限にできてました。慣れない生活での色々なことに対するストレスや脂っこいメキシコ料理、ケレタロの塩分を含んだ水、乾燥して埃っぽい空気、他人と頬をくっつけて挨拶する習慣などたくさんのことが要因だと思います。
この時はとにかくヨーグルトを毎日食べるか飲んで腸内環境を良くすることと時間が解決しました。今でも食べるヨーグルト・飲むヨーグルトを続けています。
さて、メキシコのスーパーにはヨーグルトがたくさんあり、特に飲むヨーグルトは日本に比べると圧倒的です。ほとんどのブランドは食べるものと飲むものどちらも売っています。
買うのがもちろん早いですが、添加物だったりメキシコ特有のめちゃめちゃ甘かったりして気になりますよね。
そんな時は手作りヨーグルトという選択肢もありますよ!方法がたくさんある中で、今回はメキシコで手作りヨーグルトといえばbulgaros(ブルガロス)、ケフィアが一般的です。このブルガロス、正確にはヨーグルトではなく発酵した乳飲料に当たるそうです。
普通のヨーグルトに1、2種類の乳酸菌しかないのに対して、ブルガロスには複数の乳酸菌が含まれており、腸に生きて届くのが特徴です。乳酸菌は善玉菌として知られていますが、それが腸に届いて悪玉菌の働きを抑えて腸内環境を良い方へ働くことで免疫力アップ、便秘解消や美肌効果などが期待できます。手作りすることで新鮮な乳酸菌を摂ることができます(o’∀’o)ノ 刺激の強いメキシコ料理でおなかの調子がちょっと、、、という時にはもってこいなヨーグルトですね!腸内環境を整えておくことで強いお腹をゲット!です˖°٩( ‘ω’ )و
普通のヨーグルトと違ってサラサラしているので飲むヨーグルトとして飲んだり、スムージーに混ぜたりして食事に取り入れることができます。
簡単なので作り方を紹介します((´∀`))
用意するもの
・ビンの容器
・ザル(金属ではないもの)
・スプーンかヘラ
・牛乳
・砂糖又はハチミツ(お好み)
1.まず、ブルガロスをもらう時は大体牛乳に浸かっている状態でもらうと思います。それを蓋をせずに常温で1日置いておきます。次の日にできたヨーグルトをザルにあけてブルガロスとヨーグルトに別けます。
2.ブルガロスを水が透明近くなるまで洗って水をある程度切ります。あまりブルガロスには触らずに洗います。そして容器をきれいに洗って乾してからきれいなブルガロスを戻します。
3.2に牛乳を好みの量を入れて蓋をせずに常温で1日置いておくだけです。
4.1で別けたヨーグルトを牛乳で薄めて(大体2〜3倍程度で丁度いいです)、お好みでお砂糖を加えてよくかき混ぜれば完成です。1、2日後にまた同じように手順1から繰り返していきます。
ブルガロスを作る上でのポイント
- 容器は密閉しない
- 必ず瓶を使う
- 金属にはなるべく触れさせない
密閉しないで常温で置いておくのは、ヨーグルトになる過程でガスが発生するので爆発させないためです。なので蓋は軽く乗せる程度で密閉はしません。ザルを乗せたり食卓カバーを使ってもいいと思います。日本では冷蔵庫に入れておく方がいるようですが、メキシコの中部辺りの気候では湿気は低いし気温もそこまで暑くなく寒くないので1年中常温で管理して大丈夫です。私はずっと常温で置きっ放しにしていますが、今の所全く問題ありません。
容器は必ず瓶を使いましょう!プラスチックのタッパーなどでは目に見えない傷などがあったり必ずしも清潔を保てるわけではないのでガラス容器を使います。清潔な瓶ならジャムの瓶でもなんでも構いません。ブルガロスの量に合わせて瓶の大きさも変えるといいと思います。
ブルガロスを金属のものに触れさせてはいけないというサイトを見つけました。確かに無意識でしたが、私は金属製のものを使ってません。あと、手で洗ってはいけないというのも見つけましたが、私は普通に手で洗っています。もちろん手を洗って綺麗にしてからです。
追記:ブルガロスの粒は小指の爪ほどの大きさのものが多いのですが(うまく管理すれば親指ほど大きく成長もします)、ある日粒がすごく小さくなってしまってザルの網を越してしまうほどの物もあるのに気付きました。原因はブルガロスをザルにあげて漉す時にヘラを使ってザルとブルガロスをこすってしまっていることでした。それに気づいて以来、洗う時はヘラや手はあまり使わずにザルを少し振って手で数回だけ上下をひっくり返すようにヨーグルトとブルガロスを濾すようにしたら粒が大きく成長するようになりました。
毎日この繰り返しをしていればブルガロスが死んでしまうことはまずないです。毎日しなくても2、3日までならそのまま置いておくことが可能でした。でも長く置けば置くほどツンとしたお酢のようなにおいが出てきて部屋中に臭うようになります…(・∀-`; ) そしてどこから部屋に入ってくるのかコバエも寄ってきます、、、
ブルガロスと別けたヨーグルトはトロッとしていてとっても酸っぱくてそのままでは食べにくいので必ず牛乳で薄めます。牛乳の量を増やせばお砂糖を入れなくても平気なほど酸味は減りますが、出来上がる量がとんでもないことになります( ˘ω˘ ; )・・・。 お砂糖を入れたくない場合は牛乳の量を増やしてサラサラの状態でそのまま飲んだりスムージーに使ったりしています。私はその時の気分によってサラサラにして飲んだり甘くしたりトロトロのまま飲んだり食べたり、、、 トロトロの状態だと細かくしたフルーツやナッツ、グラノーラをトッピングして蜂蜜などをかけて食べるのが手軽で朝食にぴったりですよ!
サラサラのヨーグルトが嫌だという方は、あまり牛乳を足さずにお砂糖を増やすと酸っぱさが減りますよ。
ブルガロスを増やしたい場合は入れる牛乳の量を増やせばすぐに増えます。多く入れた分ヨーグルトになるまでに時間がかかるので1日多めに待つといいと思います。増やしたくない場合はブルガロスが浸るくらいギリギリに牛乳を入れればそれほど増えることはありません。
我が家のブルガレスはもらった時は大さじ1杯ほどの量だったのではじめはたくさん牛乳を入れて、だんだん増えてきたところで牛乳の量を減らしました。今では握りこぶしくらいの量になりました。増やそうと思えば簡単に増やすことができますし、増やしたくなければ簡単に調節ができます。増えすぎてしまった場合はもったいないですが捨てればいいだけで、欲しいと言う友達がいれば分けたりして量を調節できます。増えすぎても牛乳をたくさん使うので今度は牛乳をその分買わなくちゃいけないですから(;`・_・´)
使う牛乳はなるべく普通タイプ(Entera)でフレッシュなもの(冷たい状態で売っているもの)じゃないとダメだと言われましたが、いろんなタイプの牛乳でもヨーグルトができるか実験してみました。結果どのタイプの牛乳でも作れましたヾ(≧▽≦)ノ 常温保存のものでも大丈夫でした。ただ、味の違いはありました。LaraのDeslactosadaとカルシウムがより多く含んだもので試してみましたが、Deslactosadaは普通の牛乳に比べてより酸っぱくでき、カルシウムが多いものはそこまで酸っぱくはならなかったですがよりどろっとしていました。
私は試したことはないのですが、ブルガロスにはオーガニックのbovéという牛乳がいいと義母が言ってました。私はLaraのEnteraで作るのが一番好きな味です。できたヨーグルトを薄めるのは豆乳でもアーモンドミルクでも大丈夫だと思います(私はしたことはないですが。)ブルガロスに触れものが牛乳ならなんでも大丈夫です。自分の好きな味を見つけるのも実験みたいで楽しいですよ(^∇^)体にとっても良いブルガロスお試しあれ♪
追記:今ではブルガロスに直接触れるものはenteraの牛乳を使い、できたヨーグルトに加えるのをDeslactosadaにしています。旦那はもともと乳糖不耐症だったのですが、最近は症状が酷くなったのでDeslactosadaはマストなのです。
ケレタロに住んでいる方でもしブルガロスを試してみたいという方がいれば少しお分けすることが可能です。興味のある方はお問い合わせからでもインスタからでもご連絡ください(*ゝ∀・*)ご連絡いただいた時点のブルガロスの量によってお分けできる量に増えるまで待っていただく場合もあります。
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