Last Updated on 2021-02-28 by Reik-chan
友達の話を聞いていて知っていたのですが、日本ではつわりの薬はあるけれどあまり出ないそうで、つわりがひどい人は点滴を受けるとか。
メキシコでは何種類かつわりを抑える薬があるそうで、私自身2回にわたって2種類処方されました。点滴もやはりあるそうで、つわりがひどいなら打つ?と聞かれたことがあります。
薬を飲んでいいものか半信半疑で成分を自分で調べてとりあえず納得したので、外出時や症状がひどい時に飲んでました。私は20週すぎまでは気持ち悪いのが続いて飲んでました。
5週目から始まったつわりも4ヶ月ほど付き合ってきてもう終わりが見えないのがその時は絶望的で。。。平均的には(16週ごろには終わる人が多数)もう終わっていい頃なはずでしたが、でもたまにいるそうですね、出産するまでつわりが続く人が。。。しかも後期になってまた症状が出る人も( ´Д`)
私のつわりは気持ち悪いのがとにかく一番で、吐くことは殆どありませんでした。食べても気持ち悪いし食べないでお腹が空いても気持ち悪いしどうしていいか分かりませんでした。食べれない分、お陰で体重が4キロ強減りました。一時期というか一瞬だけサプリを葉酸だけにした時にすっかり元気になりましたが、その後は食べないと気持ち悪い食べつわりに変わって何処にでもおにぎりを持っていく生活をしてました。笑
さて、本題のつわりの薬は1回目にはPfizer社のBONADOXINAというものを処方されました。
外箱は白と紺色のもので、水色の小さめ(日本の通常の大きさ)の錠剤です。1粒8時間ごとに飲みます。
これは正直あまり効いていないように感じましたが、飲んだ方が気持ち的に落ち着くかと思って飲んでいました。日本に1ヶ月帰国する時だったので飛行機の機内や用事がある時のつわりが心配で飲んでました。
成分は自分で調べた物なので正確かは分かりませんが、飲む前にとりあえず調べてみました。
私は毎日飲むのではなく、何かある時だけ飲むようにしていました。やっぱり飲むといってもなるべくは飲みたくないと思っていたので。
成分は2種類で、
①Clorthidrato de Meclozina メクロジン塩酸塩です
制吐効果のある抗ヒスタミン薬のひとつで、眠くなる作用があるそう
②Clorthidrato de Pridoxina は英語にするとPyridoxine Clorthydrate、ピリドキシン塩酸塩です
Pyridoxine はビタミン B 6、clorthydrate は塩酸塩という意味です 。要はビタミン B 6の化学名です
ビタミンB6にはつわり軽減の効果があるそうで、アメリカではうわり軽減のために処方が推奨されているとか!
写真左のSenósidos A-Bというのは便秘用の薬だそうです。日本に一時帰国した時に環境が変わってひどかったのですが、もらったのがもう改善してからだったので飲みませんでした。
2回目に処方されたのは一時帰国からメキシコに戻ってきて初めての検診の時でした。前にもらった薬(BONADOXINA)があんまり効いてないっぽいんだけどと伝えたらもう少し強い薬出しておくよ、とFestomarという薬を処方してもらいました。
こちらの外箱は光沢のあるオレンジ色で小さい青色と透明色のカプセルです。成分は2種類です。
①Clorthidrato de Piridoxina はすでに書いたようにビタミンB6です
②Succiato de Doxilamina 英語名はDoxylamine succinate
日本語だとコハク酸ドキシラミンという成分名になります
ドキシラミン doxylamine は調べたら、ビタミンB6(ピリドキシン)と組み合わせてつわりの諸症状を緩和する薬があるそうで、まさにこのFestomarと同じでした。ただ、日本では未発売の成分で、アメリカでは睡眠薬として使われていることがあるそうで、副作用には眠気が現れます。(処方してもらう時に眠くなるという説明はありませんでした)
処方してもらってしばらくは飲まなかったのですが、我慢ならなくて初めて飲んでみたら、これがまあ効くというより急激に眠くなって知らない間に寝てました。笑 旦那が言うには2分しないで寝たそうです( ゚д゚)
成分が睡眠薬としても使われているものなのできっと寝てつわりを忘れてしまえ!というような感じなのかと勝手に思っています。それ以降数回飲みましたが、成分に慣れたのか急激に眠くなるということはなく、でもやっぱり眠くはなって寝てしまいます。
他には吐き気止めも処方してもらいました。検診の前の日に吐いたので出してくれました。その後は数回吐きましたが、どれも食べ過ぎて胃のリミットを越えての吐き気だったようです。笑 お腹いっぱいだけど最後の一口を食べてしまった結果です。それさえしなければ吐かないのて、吐き気止めは買っていません。
もう一つ紹介したいのが、薬ではないのですが、つわりに効く飴です。お義母さんがカナダに行った際に買ってきてくれて救われました。
Pastilles Preggie Pop Dropsという飴です。アメリカで作られています。自然由来の着色料とつわりを軽減させるオリジナルのアロマオイルを配合しているそうで安心して舐められる飴です。私はこれを舐めて気持ち悪いのが抑えられました。が、しばらくすると体が慣れたのか効かなくなりました。。。(´・д・`; )
でもこれのおかげで飛行機はなんとか乗り越えられました。
私にはFestomarが一番効きました。直接気持ち悪さがなくなるというのはあまり感じませんでしたが、気持ち悪くて寝れないことが多かったので、薬のおかげで寝れて助かりました。寝て起きると多少気持ち悪さも減っていました。妊娠中に飲んでも問題ない薬ですが、やっぱり「薬を飲む」というのに抵抗があって我慢できる限りは飲まないようにしてました。でもお守りのように何処にでも持って行ってました。
メキシコではつわりの辛さは我慢するものではない、という考えで辛かったら薬を飲みなさいと先生に言われていました。気持ち悪くて何も食べれないなら水でも何でもとにかく口に入れられるものだけをその時はとって栄養のことは二の次で大丈夫(初期の頃は)だからと言ってくれました。
追記(2021年2月):
実は今現在二人目を妊娠していまして、やはりつわり来ました。。。体重は3キロほど減りました。二人目、三人目の方がキツいことが多いと聞いていましたが、その時は一人目の時より辛いと思っていましたが正直記憶があまり、、、笑 つわりの中娘を見てご飯作ってなど休んでいられなかったので余計に辛かったんだと思います。でも自分が食べつわりだと分かっていた分気持ち悪くなりにくいように先回りして対処できたのでその点は楽だったように感じます。
今回は一人目の時とは違う先生でしたが、処方されたつわりの薬はPfizer社のBONADOXINAでした。でもこの先生が食前の20分前に飲むといいと教えてくれたので、20分前に飲むのは無理でもとりあえず食べる前に飲んでいたら気持ち悪さはましでした。気持ち悪くなった時に飲むというよりは食事前に飲んで気持ち悪くなるのを防ぐ、という感じでした。私にはこちらのほうが効きました。あとは、二人目だとなかなか自分のタイミングで食事を取ることが難しいですが、なるべく空腹の時間を減らすようにした事がよかったです。
つわり中は甘いものを一切見たくも嗅ぎたくもなかったのですが、つわりが落ち着いて来てからは少しずつ甘いものが食べられるようになって6ヶ月の今ではチョコレートが食べたくなる時があるほどになりました(`·⊝·´)
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