Last Updated on 2018-12-31 by Reik-chan
メキシコはまだまだ年が明けてませんが、明けましておめでとうございます!そしてこれが今年最後の記事になります!メキシコにはお年玉の習慣というかお金を現金であげる習慣がないので大人にとってはほっとする国です。笑
さて、メキシコはアメリカやヨーロッパと同様にチップ制度のある国です。スペイン語でチップはpropina(プロピナ)と言います。
日本人にとっては慣れない習慣ですが、チップによって店員の態度が変わったりすることあったりなかったり。クレジットカードで支払う時はいつもチップは何パーセントですか?と聞かれるので高くすると帰る時のバイバイをする態度が嬉しそうです。笑
現金払いでは自分で計算をしなくてはいけないので、できればスマートにチップが渡せるといいですね。私は普段からチップ用にメインのお財布とは分けて小銭入れを持ち運んでいます。
まずは、メキシコのお金から。
硬貨は0.50、1、2、5、10pesos
紙幣は20、50、100、200、500、1000pesos
ただ、ほとんど0.50は使わないし、1000ペソは実在しますがほとんど使われていません。持ってるのはだいたい銀行の窓口でお金を引き出した人くらいで、お店で使うとめちゃめちゃ調べられる&迷惑そうな顔またはお釣りがないからと断られます。大きなレストランでは大丈夫だと思いますが、コンビニやメルカド、道端のタコススタンドでは使えないというか断られるだろうし、あまりたくさんの人の前で使うと安全ではないです。よく使うのは5〜200ペソあたりです。
0.50¢ はcentavo(アメリカで言うセント)と呼ばれていてすでに書いた通り、お釣りでもらう以外に使う時がほどんどありません。でもこのセンターボにはすごく小さい銀色のもの縁がうねうねしている金色のものの2種類あります。それには訳があって、昔小さい銀色のものが0.10¢としてつくられたのですが、ほとんど使われないからと後にデザインはそのままに0.50¢として変更されて2種類のセンターボが今も使われているのです。
0.10硬貨を無くせばいいのに0.50¢にわざわざ変えるとはメキシコらしい意味不明な変更ですよね。笑 結局ほとんど使われていないのに。
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メキシコではあらゆる場所でチップを渡す機会があります。
メキシコでのチップは基本的には料金の10〜15%です。
レストランでは現金支払いの時には、料理の代金を支払ってからチップを手帳型のものに挟んで机に置いておくパターンと料理の代金にチップ分を足して渡す・机に置いて帰るパターンがあります。時間に余裕がある時は最初のパターンでいいのですがお店をすぐに去らなくてはいけない時はもう一つのパターンが多いです。この時に携帯の計算機で計算するのはあまりスマートではないので(旦那論)、大体でいいんです。私はいつも10パーセント+気持ち多めに小銭を出しています。そうすると大体15パーセントくらいになります。
クレジットカード払いの時にはすでに書いた通り、店員がプロピナは何パーセントにするのか聞いてくるので、相当対応が悪い時以外は15%をチップとして料金に上乗せして支払います。
メキシコのレストランではバレットパーキングがよくあり、お店の前に車を乗りつけて代わりに駐車をしてもらって帰る時にまたお店の前に車を持ってきてもらいます。この時にもチップが必要な時があります。
車を降りた時に紙を渡されるのですが、そこに既に料金が書いてある場合はプロピナは必要ありませんが、何も書いていない時にはプロピナが必要です。
大体お店のグレードにもよりますが、10〜30ペソほどを渡しています。レストランだけでなく、ホテルでもよくあるのではやりグレードによってですが20〜50ペソくらい渡しています。荷物持ちでもチップを渡しますよ。バスターミナルや空港で荷物持ちをしてもらった場合もです。
道端にあるタコススタンドなどの屋台系のところでは基本的にチップは必要ありません。親切にしてくれた場合などはお釣りの分をチップとして受け取らない時もあります。あとお釣りが2ペソとかだった場合とかも。
店員さんがお釣りを出そうとしてる時にEstá bien.と言えば伝わります。お釣りは要りません、ということだと理解してくれます。
自分が座ってお店の人が料理を持ってきてくれるお店では基本チップを渡します。お店を出るときにチップ代をテーブルに残してくることが多いです。タコス屋さんでもフォンダででもです。
タクシーでもチップは必要です。料金によって20〜40ペソほど渡しています。例えば、空港やバスターミナルでタクシーを頼むとすると、カウンターに行って区画・車の大きさごとに料金が違うチケットを買いますよね。その時でもチップは渡します。チケット代はタクシー会社のものになってその運転手には多くは配分されないので運転手はチップで稼いでいる感じになります。チップは目的地に着いてから渡します。
バスでも荷物をトランクに預けて紙をもらいますよね。バスを降りるときにその紙と引き換えに荷物を受け取るのですが、その時にも荷物を出してくれた人にチップを渡します。
ガソリンスタンドでは、車のフロントガラスをきれいにしてくれるのですが、その時もガソリン料金とは別にプロピナを渡します。いつも10ペソを渡しています。沢山入れるときには前と後ろのガラス両方をきれいにしてくれる時があるのですが、我が家は一律10ペソにしています。
10ペソがない時や急いでいる時は例えば490ペソ分のガソリンを入れてお釣り(10ペソ)は要らないよ、と言えば余計な動作がなくて楽です。自動的にその10ペソがプロピナになるので。旦那はいつもそうしています。
ワーマートなどスーパーで袋詰めをしてくれる人(※コスコ・サムズクラブでは要りません)や駐車場で車の誘導、荷物運びをしてくれる人にも10ペソ(ある時は)渡しています。正直最近は車の誘導の人には5ペソ〜にしてます。これはメキシコ人でもあげない人も多いです。ただ車の後ろに突っ立てるだけの人にはさすがにあげてません。
あとは、映画館でもプロピナが必要な時があります。VIP席では席に着くとスタッフが注文を聞きに来てれくれて持ってきてくれるのですが、その時にも注文したものが全部来てからプロピナを渡します。だいたい注文した料金の10パーセントくらいでほとんど適当ですが、20〜40ペソを渡しています。(私の注文する時のおすすめは席につけるようになる前にラウンジで注文をしておくことです。そうすれば、映画が始まる前には席に持ってきてくれて映画が始まって真っ暗な中注文したものを確認する必要もないし邪魔されずに見ることができますよ!あと、プロピナは準備しておくこと!)
ファストフード店ではチップは必要ありませんが、デリバリーをしてもらった時は必要ですよ。Sin Delantalというデリバリーアプリで注文した場合は大体20ペソを渡すことが多いですが(頼んだ物が多い時は少し多めにあげてます)、Uber eats での注文は必要ありません。もちろんUberに乗った時も必要ありません。アップデート後にアプリ上でチップを渡すか渡さないかの選択ができるようになりましたね。現金でのやり取りが必要ないのがUberの利点だと思います。
基本的に何かをしてもらったらお礼としてお金を渡すんです。何かをした対価にお金をもらうなんて親切・サービスが当たり前な日本に慣れている私には全てがお金なんだと感じて冷たく感じてしまいます。。。がもう慣れました。笑
ただ、車を運転していると道でお金を恵んでくださいと言ってる子供や大人、お年寄りがいます。信号待ちの車の前で大道芸的な事をしてる人やセントロの道端でもよくいます。小銭がない時と急いでいる時以外はなるべく渡すように私はしています。あげた10ペソでタコスが食べられるし水を買うことだってできるので少しでも助けになれればと思っています。
お金を渡す時にはいつもsuerte (good luck 、頑張って、気をつけて)といつも言ってますよ。(アメリカの大統領がトランプになって以来違法移民の人が道端でお金を頼むというのを目撃する機会が明らかに減った気がしますが、今でもたまにいます。線路の近くや車の交通量の多いところで目にします。)
というようにメキシコでは沢山小銭を使うのです!
そして、困るのが、小銭がない時!いつも1と2ペソばかり小銭入れに入ってて必要な時に限って5と10ペソがないんですよね(; ̄◇ ̄)そして無駄に重いんです。笑 でもこの間友達がカフェのプロピナボックスに小銭を入れてるのを見て、ほとんど使わない1、2ペソをプロピナとして無駄なく手放せるいい案だと思いました。
ない時はしょうがないからごめんね〜と言いながらカッコ悪いですが小銭沢山であげてしまいます。笑 気持ち少し多めに。笑 もちろん相手は苦笑いです。
この小銭問題わたしには深刻な悩みです。笑
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