Last Updated on 2018-11-21 by Reik-chan
メキシコで婚姻届を提出するのに必要な書類を日本で揃えて一つ一つクリアしていくのはすごく疲れました
しかも質問する人ごとに答えが微妙に違ったり、厳しく書類をチェックする人や間違ってても特に気にしない人などメキシコ人に振りまわれまくって混乱しました┐(´д`)┌ 色々と大変だったので長くなります。
以前に長々と書いたのですが、消えてしまってからショックで、、、覚えてる限りで書いていきます。
まずは、メキシコの区役所に提出する婚姻届に必要な書類です。私はケレタロで手続きを行いましたが、どこの州でも同じだと思います。(2016年年末時点)メキシコで婚姻届を出して(civilシビル)から結婚式(bodaボダ)をし、日本大使館で日本の婚姻届を提出しました。(逆の手順の方が楽と聞いたともありますが、、、)
*私が必要だった書類
- 戸籍謄本または戸籍抄本(アポスティーユ)1枚
- ※「苗字が変わったことがある方は出生証明書(日本では出生届受理証明書、提出した際の市町村でもらえます)」
- 私の両親のパスポートのコピー 1枚づつ(私が外人だから必要と言われましたが、結局なぜか使われませんでした)
*メキシコ人彼が必要だった書類
- メキシコ人パートナーのacta de nacimiento 1枚(出生証明書)
*2人で共通して必要だった書類
- Declaratoria de testigos 証人2人のサイン 1枚ずつ(規定の書式に記入&プリント)
- 証人2人のパスポートまたはIDのカラーコピー 1枚ずつ
- Convenio separación de bienes 結婚同意書 (ダウンロードしてパソコンで記入&プリント)
- Orientación de matrimonio 結婚オリエンテーション(コピーしてサインするだけ)
- Solicitud Matrimonio (ダウンロードしてパソコンで記入&プリント)
- 身分証明書(IDまたはパスポート)とそのカラーコピー 1枚づつ(※公共料金の支払い書とそのコピー)
- 性病検査証明書
- 健康診断書
- シビル代の支払い証明書
まずは、戸籍謄本、または戸籍抄本と出生証明書をこれまた必要な枚数準備しました。恥ずかしながら謄本と抄本の何が違うのか調べるところから始まりました(^◇^;)謄本は家族みんなの情報が書かれたもので、抄本は自分個人の情報だけが記されたものです。どちらでも大丈夫だと思いますが、自分のことだけが書かれた抄本でいいと思います。
出生証明書は、出生届を提出した市町村区での発行になります。私の場合、現在の戸籍と生まれた場所が違うので、2つの市役所へ行かなくてはなりませんでした。
そして、メキシコの政府と教会に提出する分の書類をアポスティーユをしてもらうためにその2つを外務省へ行きました。後々のことを考えて少し余分にしてもらいました。
本当は良くないようですが、メキシコ国内で急に必要になった場合に書類が間に合わなかったということがないようにです。(この婚姻手続き以外ではビザを初めて取る時だけアポスティーユの書類が必要でした。メキシコで使うときには発行してからの期限は気にしないので持っていて損はないと思います)
その日に書類を受け取ることができない(翌日朝9時から受け取り可)です。申請自体はとっても簡単ですぐに終わります。受け取りもとってもスムーズです。アポスティーユは無料でしてもらうことができます。郵送でもアポスティーユを申請、受け取り可能で、私は申請時は書類を持って行って出来次第家に郵送してもらうようにしました。その際に自分で自分の家の住所と切手を貼った封筒を持参します。2日後には家に書類が届きました。
この後メキシコに戻った後に政府に提出する分の書類を正式なスペイン語翻訳の資格を持った方に翻訳をお願いしなくてはなりませんでした。(その方たちの連絡先リストはメキシコ在日本大使館でもらうことができます。個人情報なのでそのリストの写真は控えます。)日本でももちろんできます。私の場合は日本にいる滞在期間に間に合わなかったのでメキシコですることになりました。
1回目はその時はアポスティーユされた戸籍抄本をメキシコの翻訳会社にお願いしたのですが、3000ペソくらいだった上にすぐには手元に来なくて(明日明日詐欺でした、笑)支払いの領収書が3ヶ月以上経った後にそういえば送ってなかった、とメールで届きました( ̄□ ̄)
2回目は役所で今の苗字と生まれた時の苗字が違のはなぜだ、としつこく言われて(メキシコでは苗字が一生変わることがないので謎なんだと思います。結婚して苗字を変えた方なんかもビザの申請の時などに言われると思います。)戸籍抄本が使えなくて出生届受理証明書を大使館でもらった翻訳の方のリストにも載っていて尚且つ1回目の翻訳でしてくださった翻訳士の方に直接電話をして無理を聞いてもらってお願いしました。その時は400ペソもかかりませんでした。
結局、3000ペソもかかった戸籍抄本は使われなくて出生届受理証明書を使われました(´・ε・`)
Declaratoria de testigos 私側と彼側の証人2人ずつの名前とサインを書いてもらうのですが、サイトからダウンロードして、名前を記入してプリントしてからサインをもらいます。日付は提出する日にちにします。記入は共通してどれも大文字です。両親は証人になれません。なので友達や同僚がほとんどですが、私はどちらもいなかったので、彼のお姉さん2人に証人になってもらいました。
Convenio separación de bienes ダウンロードしてパソコンで記入、プリントしてペンでサインを書きます。
Orientación de matrimonio これはオリエンテーションを受けた記憶はないのですが、サインはしたような気がします。結婚についての心構えと暴力はダメだよ、というものです。ただプリントしてペンでサインを書くだけです。
Solicitud de Matrimonio は私たちの名前、生年月日、仕事などを書いて、両親と証人の分も同じように記入します。これがまあ細かくて記入が多くて大変でした。証人の名前や職業、年齢をちゃんと書かなくてはいけないのでめんどくさかったです。
身分証明書は私はその時にはまだビザがなかったのでパスポートを使いました。彼はその時のIDが古くて登録してある住所が今と違うということで公共料金の支払い書とそのコピーを持って行きました。
性病検査証明書は私たちはCHOPOで血液検査をしました。窓口で結婚のための検査って言えばだいたい分かってもらえます。それに加えて医師の健康診断書をもらわなければならなくて、血液検査の後に結果を持ってどこのお医者さんでもいいから簡単な健康チェック(体重、身長、血圧など)をしてもらって健康ですよ、という証言とサインをもらいます。これは本当にどこのお医者さんでもいいので私たちは薬局の横にいるお医者さんに頼んでやってもらいました。 この診断書の意図は結婚後に性病や病気が分かって離婚することがないように、ということだそうです。
CHOPOで血液検査をした時のものです。血、注射類、痛い系はめっきりダメな彼は極度の緊張で震えながら試験管3本分の採血を耐えていました。子供の頃からギャン泣きだった彼とは逆に私は全然平気なので、彼の緊張具合に笑をこらえるのが大変でした。終わった後髪の生え際から汗がたれていたのは未だに忘れません。。。
シビル代の支払い証明書 これはシビルウエディング(パーティー)の時にケレタロのオフィスの人が見届け人になるのですが、その分の料金です。銀行で振り込みをします。日本の婚姻届を提出するだけで結婚できる感覚とは違って、見届け人と証人がその場に最低必要で、みんなで書類にサインするんです。その後に軽くパーティーや食事会をします。私の両親は参加していませんが大丈夫でした。
それをケレタロのオフィス(役所)でするか、好きな所で行うか、そして何時なのかいつなのかによっても料金が変わります。私たちはレストランで土曜日の夕方に行ったので4,557ペソかかりました。というか見届け人にサインしてもらうだけでこれだけかかるなんて未だに本当に理解できません。笑 一番安い、オフィスで平日の午前に行えば639ペソです。それでも結婚するのにお金がかかるなんて信じられない、、、、
※料金は2016年のものです。今はもう少し値上げしています。
↓のサイトから私が書いたことがスペイン語で書いてあります。ケレタロのシビルに関してのオフィシャルサイトです。
http://www.municipiodequeretaro.gob.mx/triforce.php?id=149
とまあ本当に大変で大変で。ケレタロ特有の「人によって言ってることが違う」現象にたくさん遭って2回で終わるところを7回ほど役所に行かなくてはなりませんでした。しかも毎日のように朝8時前に行って待つという。。。それでも3人いるスタッフも毎回違うので、言ってることがちょくちょく変わってその度にそこの人は違うこと言ってた、と何回言ったことか。もしものために書類も数枚ずつ用意して急に何かが必要と言われてもいいようにしました。笑 ペーパーレスの時代にこんな書類をたくさん用意しなくてはならないなんて超非エコだし厚みが半端なかったです。
シビルパーティーをするための会場をすでに抑えていてクリスマス後の26日にしたのですが(結婚式の何日前にシビルをしなくてはいけないというのがあるそう)なかなか手続きが終わらなくてシビルパーティーの最低何日か前には終わってなくてはいけないらしくてタイムリミットとの戦いでした。本当にギリギリでその日に手続きが終わらなかったら26日にシビルができないと言われてた日にやっと終わりました。
本当にストレスでした。。。
役所に提出してやっと終わったと思っていたら次は結婚式を挙げるための教会関係が待ってました(;゚Д゚)
それも色々あったので次の時に書きます。
その他には、メキシコの婚姻届提出と式を挙げあげた3ヶ月以内にメキシコ在日本大使館で日本の婚姻届を提出、戸籍云々の手続きをしなくてはなりません。その時に必要な書類は戸籍謄本または抄本だけでアポスティーユも何もいらないのでとっても楽です。ただ、本籍を新しく作る、今の本籍をそのまま使う場合と必要な書類枚数が違うので注意です。本籍を新しく作る場合は3枚、そのままの本籍の場合は2枚必要です。今までのメキシコでの経験からとりあえず3枚準備しましたが、しっかり2枚だけで大丈夫でした。
私の分の書類はそれだけですが、彼の分の書類が戸籍謄本と出生証明書の2つ必要で、必要枚数は既に書いたように本籍を新しくつくる場合は3枚ずつ、そのまま本籍を使う場合は2枚ずつです。
彼の書類はスペイン語で発行されるので、日本語に翻訳しなくてはなりませんが、私が翻訳しても大丈夫でした。メキシコと比べるととーっても楽でした☆
詳しくはリンクを先でみてください(*^∀゚)ъ
役所はケレタロセントロのJardín Guerrero前にある Delegación Centro Históricoという官公庁というところで初めの3回くらいは行っていましたが、ここだと車で行くのが大変で歩く方に時間を取られて疲れる(+すごい無愛想)のでDelegación Epigmenio Gonzáles という免許センターの近くで最終的に行いました。駐車場はないのですが、近くのプラザに毎回お金を払って車を停めてました。こちらの方がスタッフが少し親身になってくれました。
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