Last Updated on 2019-03-22 by Reik-chan
メキシコの市販薬について①の続きです(^∀^)
*腹痛
picotを使っています。(picot plus は二日酔いの時の腹痛などに効きます。)本当に不思議なんですが、メキシコの薬にはタブレットや粉を水の中に入れて炭酸がシュワシュワなっているのを飲む、という薬がよくあるんです。しかも結構強めな炭酸。
炭酸が苦手なので毎回拷問級ですが、その炭酸が勢いよく出ている時に飲まないと意味がないようです。私がゆっくり飲むものだから旦那に毎回見張られながら飲んでいます。笑 お腹が痛いのに炭酸なんか余計お腹に悪いような気がするのですが、余計に痛くなるといことはないような気がします。いつも飲み終わった後の喉の痛みで多分気が紛れているのかもしれませんが。笑
ストレスが溜まるとすぐに胃に来るタイプなのですが、胃が痛くても旦那にこのpicot plusを飲めと言われるので胃にも効くのかなぁ~と半信半疑で飲んでいます。なのでこの薬はいつもお家にある常備薬になっています。
*口内炎
ストレスや食生活、ホルモンバランスなどの変化で口内炎がひどい時が周期的にくるのですが、そんな時は私はKANKAという塗り薬を使っています。お義母さんも普段からひどいそうで必ずバッグに入れているものです。舌にすごくできるからと、塗り方も豪快で、舌全体に塗っていました。笑 相当痛いと思います
というのも、この塗り薬、塗るとすぐに舌がジンジンしてきて1分くらいなんとも言えない痛みがあるんです。その痛みがなくなると舌の感覚がなくなる麻酔のようなものです。なので、気になってずっと触って口内炎をひどくすることもなく、口内炎ができてすぐに塗ると早く治ったりもします。ベイビー用のカンカもあります。色とテクスチャーはまさに蜂蜜色で甘いです。
どのタイミングで塗っても大丈夫で、私は気付いたらすぐに日中でも気づいた時に塗るようにしていますが、夜寝る前の歯磨きをした後に塗ることが多いです。塗ったらなるべく食べないようにはしていますが、口内炎がひどくて食べられないけど食べたい時とかは食べる前に塗ると全く痛くないまま食べられます。その代わりに感覚がすぐ戻ってくるのでぱぱっとすませなくてまた塗り直さなければいけませんが。
*生理痛
私はBuscapina femを使っています。よくCMでみるピンクのパッケージのです。小さいもの(2錠分)はコンビニでも買えますよ。痛みがなくなるまでが少し時間かかるような気がします。
以前にお義姉さんに貰った紫色のパッケージのSYNCOL MAXはあまり効いてないように感じました。
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メキシコの薬の特徴として、まず錠剤がすごく大きい(アメリカやカナダも)そして、8時間ごとに薬を飲むものが多いです(dracはすごく小さい錠剤ですし、6時間ごとに飲むように書いてあるものもあります。)
日本では毎食ごとに食後なり食前に飲むのが殆どで、病院でもお医者さんが食後か食前に飲むのかしっかり説明してくれますが、メキシコの病院ではほとんど言われた事がないです。いつも処方箋を出して貰って薬の説明をちょっとしますが、大体8時間ごとに飲むというくらいしか言われないです。
アメリカやカナダで買ったサプリメントも錠剤が大きすぎて飲み込むのが怖いくらいです。笑
*虫下しの薬
先日人生で初めて虫下しの薬を飲んだのですが、錠剤が大きすぎて水に溶かして飲むタイプかと思ったくらいでした。しかも1箱に1錠しか入っていないのでその箱のコストの方が掛かってくるんじゃないかってくらいでした。笑
犬に虫下しの薬を飲ませる時に1匹にあげたら飼っている他の犬にもあげなくてはいけませんが、人間も一緒で1人が飲んだら一緒に住んでいる家族も飲まないといけません。私は上の500mgのを、旦那はなぜかもっと強いPLUSを飲みました。お腹が痛くなることが多くて虫でもいるんじゃないかと、でもいるなら徹底的に、ということらしいです。私は飲んだ後も次の日も何も感じず、普通に生活していました。
そして、メキシコでいちばん便利な事が、薬を家までデリバリーしてくれるんです!こんなこと日本ではないですよね。
もうメキシコに来て感動しました!(๑˃̵ᴗ˂̵)و 特に、私自身スペイン語が話せないし車の運転も出来ないので、旦那が風邪を引いたときに(これまた良く引くんですよ)処方箋をもらって旦那が電話をして処方箋に書かれていることと住所をなんとか伝えて私が受け取って支払いをするんです。薬局に行ってもスペイン語が話せないから困るんですよね。大体30分くらいでいつも届けてくれます。
こんな感じで袋に入れて持ってきてくれます。現金払いのみです。
あとは、近くの薬局に行って処方箋に書かれた薬がお店に置いてない時なんかもデリバリーで他の店舗から家に届けてもらいます。こういう場合は少し時間がかかりますが、便利なんです。
ある薬を求めて薬局をはしごするなんて病気の人からしたらしんどすぎて辛いですからね。
その他にも、お子さんが風邪を引いて家から出られないなんて時に病院だけでもなんとか行ってその後家で電話して待っていればいいだけでなので子供をつれ回さなくていいからすごく助かると思います。幾つかの薬局でアプリがあって、そのアプリから注文することもできます。
薬局といえば、farmacias del Ahorro、 Farmacias Guadalajara、 Farmacias San Pablo、やおじさんのキャラクターが目印のFarmacias Similaresなどが有名どころがありますが、本当に薬局が異常に多いですよね。メキシコ。お義両親の家に行くだけでも薬局8件くらい見ますもん。最近私が住んでいるプリバダの斜め向かいに3店できました。
あと、メキシコの薬局にはお医者さんがいて診察してくれる店舗がよくあって、そこで診察・処方箋を出してもらって薬局ですぐに買うということができるんです。診察料もとっても安くて、保険がない人でも行けるものです。ただ、施設が充実しているわけではないので簡単な診察しかできないと思うのですが風邪を引いたときなんかは予約なんてしなくていいので処方箋だけが欲しい時なんか気軽に行けて助かります。(現金払いのみ)
そして前に1度食中毒的な症状(高熱、吐き気、ダルさ、下痢など)でケレタロセントロの小さめな病院(町のお医者さんみたいな感じ)に行ったのですが私自身保険なんかないので診察料がどんなものかビクビクしていたのですが、200ペソでした。しかもクレジットカードで支払いできてびっくりました。ただ、やはりスペイン語がある程度できないと症状を伝えられなかったり処方箋の説明を理解するのは難しいと思いました。食事指導があったのですがもうフラフラしてるからちんぷんかんでした。笑 食欲がないからElectrolitとゼリーだけで3日近く過ごして2キロ痩せました。笑 残念ながらもう戻りましたがね。笑
大きいビルディングなんかの病院は保険がないと桁が違う料金なので大きい病気をした時や出産の時くらいしか行くことはほとんどないと思います。
そして、Electrolit(電解質) という飲み物は日本でいうポカリのようなもので、風邪や二日酔い、調子が悪い時によく飲まれています。よく頭痛や風邪、胃など何かしらの体の調子が悪いとメキシコ人にコーラ飲みなと言われますが、調子が悪いと出番になる飲み物です。我が家では必ずストックしてあるものです。(大体旦那の二日酔いでなくなっているのですが。笑
結構な数のフレーバーがあって、イチゴ、オレンジ、パイナップル、ぶどう、りんご、ココナッツ、ハイビスカスなどで置いてある店舗にもよります。このままでは甘くて濃いので私はいつも薄めて飲んでいます。
(追記2019.2.28)
すっかり存在を忘れていましたが、メキシコで昔から使われている万能塗り薬のVitacilinaです。傷や火傷などに使えるもので、以前お義姉さんの子供が虫刺されがひどくて泣き止まない時に使ってました。あと確かオムツかぶれにも使っていた気がします。お義母さんが火傷をした時にこれを塗って絆創膏を貼って過ごしていました。
見た目、匂い、テクスチャーはまさにヴァセリンのような感じです。
このEnsure と言う飲み物は、お年寄りや子供、病気やなんらかの原因で食事が取れない人に飲まれる要はプロテイン栄養剤です。1本だけで1000カロリーあるので、風邪をひいてご飯が一切食べられない、栄養が偏っている、多く食べられない時などに勧められます。
私はつわりでご飯がほとんど食べられなくて、食べられてもお肉類が食べられなくなった時に産婦人科医にこれを1日1本食事代わりに飲みなさいと言われました。
味はチョコ、いちご、バニラがあってさすがメキシコという感じでどれも味が濃いです。子供だったら普通にチョコレートドリンクだと思って飲めるような味になっています。私は味が濃すぎて甘くて好きになれなくて、牛乳を足して飲んでました。スーパーでは薬コーナー(エレクトロリトがあればその近くに大体置いてある)で見つけられるし、薬局にもあるはずです。
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どこか調子が良くない・痛い時には
1. Tengo (dolor de)〜 / 2. Me duele 〜
の2つを使うことができます。ただし、Tengo 〜の方が良く使われています
例えば、頭痛の場合は
1. Tengo dolor de cabeza. = I have a headache (頭痛がある)
2. Me duele la cabeza = My head is painful (頭がいたい)
どちらも症状を伝える時に使う言葉ですが、ニュアンスが違って、
1のTengo 〜はどの症状でも伝えられる言葉です。例えば、熱がある、咳が出る、下痢をしている、体が痛いなどです。家族やお医者さん、友達など人に症状を伝える時に使います。痛みの症状を表したい時はTendo dolor de〜となります。
2のMe dueleは〜が痛いという意味で、こちらを使うと単にどこかが痛いという意味になります。なので体のどこかが痛い時には使えますが、痛みではなく、鼻づまりや熱の時には使いません。
*体の症状を表すスペイン語
Gripe(風邪) Tengo gripe.
Fiebre(熱) Tengo fiebre.
Dolor de cabeza(頭痛) Tengo dolor de cabeza.
Moco※話し言葉/Escurrimiento nasal(鼻水) Tengo moco/escurrimiento nasal.
Nariz tapada(鼻づまり) Tengo nariz tapada.
Estornudos(くしゃみ) Tengo Estornudos.
Dolor de garganta(喉の痛み) Tengo dolor de garganta.
Tos(咳) Tengo tos.
Diarrea(下痢) Tongo diarrea.
Barriga(腹痛) Tengo barriga.
※あまり直接胃が痛いなどとは言わないそうで、総合的にbarrigaと言って、もしお腹のどこが痛いのか聞かれたら胃だったらestomago、腸だったら intestinoと伝えるそうです。
Cuerpo cortado(体の痛み) Tengo cuerpo cortado.
※体の痛みを表すCuerpo cortadoは直訳するとボディーカットという意味なんです。体を切ったり切られると痛いからそこからきてるかも、とメキシコ人でもなぜこのように言うのか分からないそうです(;・∀・)
以上メキシコで買える市販薬についてでした!(*・∀-)☆
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