Last Updated on 2024-11-28 by Reik-chan
ケレタロは1年を通してとても乾燥していて朝起きると喉が痛いことは年中で、すぐに喉をやられますが、私自身熱はほとんど出たことはなく、メキシコに来てから1度1日だけ発熱があったくらいでピンピンしています。
が、旦那は風邪をひきやすくて(彼の家族はすぐに風邪を引きます笑)お腹を壊したり色々とお薬が欠かせません。 私はメキシコに来てから今までほとんどなかった頭痛がたまにあります。しかも結構酷い痛みで。
薬局に行っても薬がいっぱいあるけどスペイン語で書かれているしどれが有名だったり効くのか分かりませんよね。日本から薬を持って来ても足りない時もあると思います。
なのでそんな時に使えるメキシコ人家族が実際に使ってる薬を紹介します。お薬を買うときの参考にしてみてください。(日本とは薬事法などが違うので薬が強いことがあります。自己責任でお願いします。)
最近は朝晩すごく寒いので体調を崩しやすくなっていて参考にするにはちょうどいいかと思います。
長いので2つに分けて書きます。
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*総合風邪薬
①(2024年追)
今はほぼTabcinという薬を飲んでいます。tabcin active(日中用・紫色の箱) tabcin noche(夜用・緑色の箱)
一度にこの大きい錠剤を2錠飲まなくてはいけないのが辛いですが、こちらの方が効く気がします。日中と夜用があるので日中は眠くならないし夜用には眠くなる成分が入っているので風邪を引いてもよく寝れるように使い分けができるのが便利です。
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②NEXT. TABS gripaというタブレットの薬です。スーパーや薬局などのお店で一番メインで置いてあるものです。
症状には鼻水、喉の痛み、頭痛、体の痛み、熱からくる涙目、鼻づまり、くしゃみ、そして熱です。鼻水・鼻づまりはあまり効いていないように感じました。12歳以上から使用可で8時間ごとに1錠です。
面白いのが、おでこで熱を測れる温度シートが付いているんです。なんともメキシコっぽいですよね。どの家庭にも体温計があるわけではないで。
私が風邪をひくと大体鼻水がすごいのですが、旦那に伝えてもメキシコには鼻水用の薬はないだのよくないだの言って手に入れてくれないんですよね。上で書いた薬ではあまり効いてなかったので。こっちは鼻呼吸できなくて軽く酸欠で辛いっていうのに!でも旦那が風邪を引いたときに処方してもらった薬の中に鼻水止めがあったので絶対あるはずなんですよね。メキシコの薬事法は分かりませんが、もしかしたら鼻水止めは処方箋限定なのかもしれません。そして、やはり眠くなる作用があるようです。※アレルギー性鼻炎のスプレーはAfrinが有名どころだそうですが、旦那曰く日本のスプレーの方が効くそうです。
③もう一つはRedoxon Plus Vitamina C+Zincというのがあって、これは風邪のひき始めの軽い症状の時やちょっと怪しい段階から飲むことで予防できる薬です。また、家族や同居人が風邪を引いた場合に自分が風邪をひかないように飲むこともあります。1日1~2錠で大きめのグラス1杯の水に溶かして飲みます。すぐにシュワシュワと水に溶けて黄色の超微炭酸の科学的な味のオレンジジュース味になります。
名前に書いてある通り、ビタミンCと亜鉛を含んでいるので、ビタミン不足の時だけでなく、インフルエンザや普通の風邪の時、火傷をした時、または下痢の時にも使えると書かれていてマルチなお薬です。我が家だけでなく、義両親の家のキッチンにいつも置いてある常備薬でもあります。。12歳以上から使用可能です。小さい子供のビタミン不足はアメリカで売っているようなビタミンCのグミを使うのもありだと思います。良く見るクマのグミと味も見た目もほとんど変わらないので食べさせやすいと思います。
〜追記(2/5)〜
扁桃腺がよく腫れるのですが、今まではうがいやのど飴を食べたり、はちみつレモンなどでしのいでいましたが、GARGAXという喉スプレーを使うようになりました。手っ取り早く言うと、メキシコの市販薬2で紹介しているKANKAの喉バージョンです。このスプレーを使うと感覚がなくなるので、痛みも感じなくて即効性のある痛み止めです。 日本でなら腫れを抑えるような成分のある飲み薬をよく見ると思うのですが、すごく痛いのになかなか効かないですよね(NEXTはそのタイプ。)
このスプレーを初めて知って使った時は少しびっくりしましたが、「即効性」という所が良いポイントだと思います。はじめの頃は舌に付いて口全体の感覚がなくなってしまったりして扁桃腺を狙ってスプレーするのは少しコツがいります。使うごとに喉の腫れが少しずつ治っていくので今では手放せないものになっています。
薬ではないのですが、メキシコで風邪だけでなく調子が悪くなると必ず飲まれるのがManzanillaカモミールです。コーラと並んで調子が悪いときに飲まれています。スーパーでは生のカモミールが束で売られているくらい簡単に手に入るものです。もちろんティーバッグのものもお茶コーナーに並んでいますし、コンビニでも売ってます。
メキシコでは砂糖をものすごく使って甘くして飲まれてます。初めて飲んだ時にお茶が甘くてびっくりしたのは今でも覚えています。調子が悪いとき以外でも普通に飲まれていてホテルのロビーにあるフリードリンクでもカモミールが冷たく冷やされて出されてました。
*頭痛薬
メキシコに来てすぐにひどい頭痛が定期的にあったり、そこまで強い痛みではないのですが3日くらい続いたりして今まで全く頭痛というものに縁がなかったので苦しんでいます。
①そこまで最強に強くはない頭痛の時にはASPIRINA ADVANCEDという緑の箱のものを飲んでいます。1回2錠を6時間ごとです。1日の摂取上限は6錠までです。 アメリカのドラマなんかで二日酔いの頭痛や頭が痛いような出来事が起こるとよくアスピリン持ってきて、という場面があるのですが、そのアスピリンがこの薬になります。
写真は2年くらい前のものになりますが、最近買った箱との違いは緑色の濃さくらいでした。
②もう一つはDolacです。こちらはメキシコ人でも強い効果があるそうです。薬局やスーペーの薬コーナーでも買えますが、痛み止めとして処方箋で出されることが多くて歯医者さんでも治療後に出されたり風邪の時の頭痛でも処方されます。2タイプあって、舌下錠という舌の下で溶かすものと水で飲むものです。舌で溶かすものの方が即効性があるそうでよく処方箋で出されるのですが、それを水で飲んでしまうと効果が全くなくなってしまうので注意です。
私がひどい頭痛の時に飲んだら10秒もしないで寝入ってしまったときはさすがに旦那も焦ったようです。急にすごく眠くなっていつの間にか寝てしまったので私もびっくりしました。笑 でもそれは初めて飲んだ時だけであとは特に問題なく、飲んだ後も普通に生活できますよ。ただ、ドラクを飲んだ後の外出、特に運転は控えたほうがいいそうです。
日本からは痛み止め兼総合風邪薬としてロキソニンを持ってきたのですが、旦那に痛み止めとしてロキソニンを飲ませたらハイになってしまって大変でした。笑 ずっとテンションが高くてちょっと引きましたが効果は効いていたようです。お義姉さんにもあげたらやっぱりちょっとハイになってました。 メキシコの薬の方が圧倒的に強いような気もするのですが。
*下痢
Tredaというオレンジの箱のお薬がよく知られていて使われています。液体バージョンもありますよ。旦那がよく下痢になっては錠剤タイプを普段飲んでいますが、一度だけなぜか液体の物を買ってきて飲んで苦しんでいました。笑 相当まずいようです。
薬局に行って下痢なんだけど、と伝えると大体このトレダを出されます。12歳以上は1回2錠です。
*ガス止め
そして、メキシコに住むようになってたまに起きるのが、ガスが溜まってお腹が痛くなる事が頻発するようになりました。日本にいた頃はそんな事全くなかったのですが、、、
飛行機の中でなると横にもなれないしもう冷や汗が止まらないくらい痛くて毎回飛行機に乗るときは恐怖です。浮腫といい勝負です。
そんな時、私はOnotón と言うのを使っています。飲んだ瞬間にはやはり効きませんが、ちょっとずつ楽になっていきます。
ある特定のものを飲んだり食べたりするとこれが起こるようですがまだイマイチ何がそうさせるのかは分かっていません。
*胸焼け
メキシコ料理には重いものが多くてチリがよくつかわれているので胸焼けをよく起こすそうです。(私自身胸焼けを経験したことがないので分からないんです。)そんな時はTumsを使います。アメリカに行くと大きいボトルタイプを買ってきます。もちろんメキシコのスーパーでも小さいですが売っていますよ(90ペソほど)。胸焼けしそうな時やした時にラムネみたいにボリボリ食べます。色々な味があるそうで本当にお菓子みたいなんだそう。カルシウムがメインなので骨粗鬆症の方やカルシウム不足だなと感じる方でも食べれるそうです。
このTumsが手元にないときは、旦那はいつも牛乳を代わりに飲んでいます。やっぱり胸焼けにはカルシウムなんですね。
さて、メキシコの市販薬について②に続きます。
腹痛、口内炎、生理痛、塗り薬、その他についてです。
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