Last Updated on 2017-04-26 by Reik-chan
メキシコ料理といえばタコスですが、一般的なタコスのイメージはお肉だと思います。わたし自身もメキシコに来てからお肉のタコスばかりでしたが、意外と種類がたくさんあるんですよね。コーンと小麦の違いがあれど、同じトルティーヤを使っているのにケサディーヤだったりシンクロニサーダ、グリンガスなど。正直タコスとケサディーヤの違いが分からなくて彼に聞きました。
(ブリトーはメキシコ料理じゃありませんよ)メキシコ人にメキシコ料理で何が好きと聞かれてブリトーと言うと鼻で笑われるだけでなくバカ扱いされます。 アメリカ人が作ったメキシコ料理なのでメキシコでは食べません。(旅行客向けのレストランなんかではたまにあります。)ブリトーがメキシコ料理と言われていることがすごく不本意なんだそう。アメリカ人が作ったカリフォルニアロールのようなものですもんね。
タコスとケサディーヤの違い
彼に違いを聞いてみたのですが、正直メキシコ人の間でも違いは何なのか議論になるそうです。お店によってタコスは丸いトルティーヤ、ケサディーヤは小判形だったりとトルティーヤの形・大きさによってタコスかケサディーヤと呼び分けていたりします。
私の普段行くお店でのイメージは、タコスは手のひらサイズの円形のトルティーヤを使っていて、ケサディーヤは両手サイズの小判形というふうに認識しています。ネットでも探してみたのですが、言い方が違うだけではっきりとした違いは書かれていなかったです。
トルティーヤには色つきのものもあって、天然素材のもだと青・黒っぽい色のトウモロコシを使って紫青色のもの、ほうれん草やシラントロ(パクチー)を使った緑色、ビーツを使ったピンク色など。もちろん普通のメサ(トウモロコシの粉)に着色料で色付けしてもできます。
変わり種のケサディーヤ
メキシコシティにいるとよく近所の屋台へ行ってケサディーヤを食べるのですが、前に初めて食べるケサディーヤを食べました!食べてみるのも面白いと思うので紹介します。
どねぇ(⊙_⊙)日常的には食べれませんが今日はお肉は食べたくないな、という日に彼が頼んでくれたのですが、正直お肉にすればよかったと思いましたΣ(T□T)何事も経験ですね!1回食べれば満足です。笑
ユニークなメキシコ料理
エスカモーレは騙されて食べたことがあるのですが、見た目はご飯粒のようで食べるとプチっとした食感です。少し固めに煮たお豆のような感じです。 チャプリネスは乾燥させたバッタでそのまま食べると口にいつまでも残ります。それ自体に味はなくレモンとサルサ、塩で食べます。彼が大好きでいつも家にあるのですが、見た目はそのまま乾燥させたものなのでグロいです。2つともトルティーヤに挟んで食べます。 マゲイは私は食べたことがないので分かりませんが、彼が言うにはクリーミーで美味しいそうです。でも本当にそのままのイモムシが運ばれてくるので覚悟しておかないと食欲無くなります。笑
彼はこの3つどれも好きでお店で見つけるといつも頼んでいるのですが、軽く彼から遠ざかりますよね、テーブルにイモムシが運ばれてきたら。笑
調べてみたらその他にも、フレミスと言うカメムシの一種や、アウアウトレというハエの卵を食べたりもするようです。きっとマヤ・アステカ時代からの食文化なんでしょうね。大事なタンパク・カルシウム源だったのでしょう。 写真は結構グロい絵面になるのであえて載てせません。興味のある方はググってみてください(○^ω^)
このかぼちゃの花と黒いトウモロコシはケサディーヤを売っている屋台で食べることができますが、どのお店でもというわけではないので、見つけたら食べてみてください(^v^)何事も経験ですよ〜(*>艸<)
Featured image credit : http://www.comidamexicana.com/recetas/item/55/quesadillas-de-flor-de-calabaza